アリババの経営哲学

  中国のネット企業の最大手「アリババ集団」(阿里巴巴)と聞いて、「あー、はいはい」という高校生がいたら、相当な通である。今のところ、お目にかかったことはない。が、最近すっかり定着した感のある「ペイペイ」の中国版(元はといえば中国の方が早いんだが)アリペイとか、1日で日本円で5兆円の売り上げのある「独身の日」(11月1日)の中核を仕掛けた企業というとなんとなくイメージがつくだろうか。本書は、その…

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大石 哲之『コンサル一年目が学ぶこと』

  高校生の進路希望で「コンサルタントになりたい」という話はまず聞かない。が、ビジネス雑誌や関連のWebを見ると、「○○コンサルタント」とか、「元・○○のコンサルタント」という人を多く見かける。「カウンセラー」や「アドバイザー」あたりと混同してしまっている人もいるが、全く違う。 コンサルタントとは、企業や役所などから手数料を受け取って、新しい企画や改革プロジェクトを行うための下準備一式を行う専門…

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橋爪大二郎『世界は四大文明でできている』

 世界史の教科書の最初に出てくる「メソポタミア、エジプト、インダス、黄河・・・」ではない。 キリスト教文明・イスラム教文明・ヒンドゥー教文明・儒教文明の四つ。十億人を越える単位で共通の「考え方のフォーマット」を持った集団のルールや行動様式を理解すること、自分達日本人はどう頑張っても1億人ちょっとしかいない「その他大勢」(文明の反対語は「野蛮」である)であることを認識して、変に威張らず誇らず、相手…

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